7月コラム

『ものがたり』

 

 

  先日、タイムカプセル郵便というのを知り、10年後の自分に手紙を書きました。

 

未来の自分はどこで、何をしているのだろう?

どんなことを考えているのだろう?


この10年を振り返ってみると、今とは全く違う環境だったので、この先など想像できません。

 

封を開けるのは2030年。
ザックリこんな感じのことを書きました。

 

今、何を感じていますか?
幸せだと感じるなら、これまでの10年の過ごし方は正解だったと言えるでしょう。

もし、不満や、うまくいってない事がたくさんあるとすれば、それは10年の過ごし方が良くなかったということ。

何とか改善して下さい。

 

と。

 

 

さて今、「あなたは幸せですか?」と聞かれたら胸を張ってYESです。

 

大好きなことを仕事にし、たくさんの応援してくれる人に囲まれ、楽しく毎日を過ごすことができています。

まだまだですが、周りの人を笑顔にできている実感もあります。

 

これまで自分のとってきた行動は大きく間違ってはいなかったのかな?と、コラムを書きながら感じています。

 

 

【正解】

私たちは特に学生時代、ほぼ全てのものに答えがあり、○か×がつけられる世界で生きてきました。

そして、選択肢の中から答えを見つける練習をしてきました。

 

その弊害と言うのでしょうか、どこかに答えがあるのでは?と、本来答えのないものまで答えを探そうとしてしまいがち。

 

 

僕たちは毎日たくさんの選択と決断を繰り返しています。

 

○と△、どちらを食べようか?

どこのお店に行こうか?

AとBどちらに進学、就職しようか?

 

 

どちらを選んでも、最高(正解)にも最低(不正解)にもなるわけで、どちらを選べば良いかは、選ぶ時には誰にも分かりません。

 

言えるのは、選んだ選択肢を全力をで、「最高!」にするしかない。

「最高だった」と思えるように行動するしかないのです。

 

「正解は見つけたり探したりするものではなく、自分で作るもの」

というのが私の考え方です。

 

 

【正解を作る力】

これが正解!が無いのが自然の中や遊び。

上手く遊べるということは、正解を作る力が高いとも言えます。

 

例えば、少ない人数で野球をする際、透明ランナーを導入したり、実力の違う子が入る際、ハンデをつけたりルールを変えたりする。

そして、みんなで楽しく遊べたら、それは正解だったと言えるだろうし、誰かが泣いてしまったり、「つまらない」と言い出したらそれは失敗、不正解だったということ。


途中でうまくいってないと感じれば、その都度、ハンデやルールを変更していくことも求められます。

 

何とかして、みんなが楽しめるように(正解に)する力は遊びの中でこそ身につき、正解を作る力に繋がります。

 

 

当り前の話ですが、世の中には答えのない問題ばかり。

 

本や動画など情報はたくさんありますが、万人に通づるものは無く、あくまでも発信者本人が「うまくいきました」というものでしかありません。

 

プロ野球選手に「どうしたら野球選手になれますか?」と聞いてその通りにやってもその人にはなれないわけで、それぞれにあったやり方や方向性を自分で見つける必要があります。

 

自分にあったやり方は、自分で作るしかない。

 

やはり、あの時選んだ方が、やってきたことが、正解だったと言えるように、行動するしかないのです。

 

 

【行動の先に答えがある】

先日、ホエールができた当初か通い始め8年間も来てくれた子が、私とクラスのメンバーに向けてお手紙を書いてくれました。

 

 

(前略)

 

最後にみんなに伝えておきたいことが一つあります。
それは、長く続けていたらそれなりに楽しいということです。

僕は8年ぐらいここで体操をやらせてもらったけど、何回か「もう辞めよう」と思っていたこともあります。
でも、長くやらないと見つからない楽しさもあるということを学びました。
みんなも、無理にとは言わないけど、「辞めたい」と思うことがあっても少し頑張ってみるといいかなと思います。

 

(後略)

 

 

「長くやったからこそわかる楽しさ」を学んだ彼は、体操を続けてきた、8年間を正解にしてきたのかもしれません。

 

まだ、中学生ですが、「将来有望だな」と感心させられました。

 

 

【1日1ページ】

さて、2030年

10年前に書いた手紙を読んで、自分の歩んできた道は正解だったと胸を張って言えるように、これからの毎日を過ごしていきたいと思います。

 

この先の10年を物語に例えると、1日という1ページが積み重なり10年後、素敵な人生の物語になっているはずです。

 

どんな内容になるかは、どんな毎日を過ごすか次第で変わる。

そう思うと、どこからか力が湧いてきます。

 

 

2020年も気付けば半分が過ぎました。

この先、間違いなく色んなことが起こるでしょう。

それらも含めて、みんなで、それぞれの素敵な物語を作っていきましょう。

 

 

舟木将人

 

 

 

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