4月コラム

『頑張る力』

 

 

 今日から新年度、進級おめでとうございます。

これからの新しい生活のスタートにワクワクしながらもドキドキもしていることと思います。

 

 さて、そんな新しい生活のスタートですが、年度末は、お別れの時期でもありました。

 

最後のレッスンを終え、卒業する6年生に「クラスの皆に一言お願いします」と振ってみたところ、普段レッスンの感想を言い合う時間を設けていることもあり、スムーズに一言ずつ言ってくれました。

 

 

心に響く一言があったので、ご紹介します。

 

「これから練習していく中で、できないことがあると思うけど、頑張って練習してたら、できるようになるから、頑張ってください!」

と。

 

初めは、「逆上がりができないから」とホエールに来てくれたのですが、

家でも逆立ちを練習してくるようになり、教室の端から端まで逆立ちで歩けるようになりました。

また、気が付くとバク転や宙返りもできるようになっていました。

 

逆上がりができないところから、家で練習してどんどんできるようになった過程を知っているだけにその一言が私の心に響きました。

 

 

そんな、「やればできるよ!」というメッセージ

 

本人が感じているからこそ出てきた言葉で、私が「一番、感じてほしい」と思っていることでもあります。

 

 

 私に「やればできる」を教えてくれたのは何といっても『体操』です。

 

中学1年生で体操に出会い、大好きになりました。

毎日体操のことを考えながら過ごしていたほどです。

 

高校では明らかにレベルの高い人がいる事を感じながらも必死に練習していました。

 

大学に進み、「才能」というものを感じると同時に、自分には、すごい才能が無いということも分かりました。

 

才能のある・なし とは

例えば、技が10分でできるようになる人と、数時間かけて、ようやくできる人の違いです。

私は後者でした。

 

また、自分が何日もかけてやっとできるようになった技をパッとできるようになる人を見ると、悲しくなることもありました。

 

でも、やっぱり「上手になりたい」、「負けたくない」という気持ちがあり、休みの日に1人、体育館で練習をしたり、ビデオで自分を撮りながら何度も研究したり、筋肉やトレーニングの勉強をしました。

 

そうやって、才能以外の部分でカバーしていると

 

できなかったことが、できるようになり

勝てなかった人に勝てるようになっていきました。

 

そんな経験の積み重ねが私の「やればできる」の根源にあります。

 

 

そして、「○○ができた」や「勝てるようになった」という結果も嬉しいし大事なのですが、もっと大事なのはそこに至るプロセス。

「どれだけ頑張ったか?」「どの様に頑張ったか?」だと思っています。

 

 

結果=才能×頑張る力(努力)

才能が10、頑張る力が10だと結果は100です。

 

柔軟で例えると

Aさんは8の才能があり、5の努力をしたとすると、40の結果

Bさんは3しか才能がなく、10の努力をして30の結果

 

結果はAさんの勝利です。

ただ、柔軟の才能は3だったBさんですが、テーマが柔軟から逆立ちに変わるとします。

 

Bさんの逆立ちの才能が7だったら。

才能7×頑張る力10で、結果は70です。


一方、Aさんは逆立ちの才能が9だったとしても頑張る力は5なので45です。

 

 

才能の部分はいろんな事に置き換わりますが、頑張る力(努力する力)はその人自身なので、普遍的です。

 

 

いつか、自分に向いているもの、合っているものに出会った時、最大限の結果を出すために『頑張る力』を身につけることが大切だと思っています。

 

いつか来る、その日の為に。

 

 

 

 『頑張る力』を伸ばすには、筋トレや勉強と同じく、練習が必要。

自分のできる範囲内だけでやるのではなく、少し、難しいと感じることをやる必要があります。

 

そんな練習を頑張るために必要なのが

・楽しい事

・好きな事

・やりたい事

 

そして、欠かせないのが

・自分の成長を感じる事

 

 

人と比べてどうか?ではなく

自分が以前よりも成長しているか?

前に進めているか?

 

そこに焦点を当てることが重要です。

 

 

成長を感じ、頑張れるようになると確実に『頑張る力』は身に付きます。

そうなると、できることが増え、最終的に『やればできる!』を感じることができるようになる。

 

 

そうなれば、将来、上手くいかないわけがない。

と思うのは私だけでしょうか?

 

さあ、今年度も全力で駆け抜けます!

 

 

 

舟木将人


前月コラム『やったことがないから