11月コラム

『自分も周りも輝かす』

 

 

 さて、すっかり季節も変わり、今年も残すところあと2ヶ月。

色んなことがあった10月ですが、ほんとあっという間に過ぎていきました。

自分の人生を1冊の『本』に例えるなら1日は本の1ページだと捉えることができます。

そして、どんな1日を過ごすかによって、1ページの内容が変わってくる。

そう考えると、色んなことを感じ、たくさんのことを経験した方が、内容の濃い、色鮮やかな本になるのではないでしょうか。

 

 

 先日、大人のバク転教室を開催しました。

もともと、お父さんの頑張っている姿を子どもに見てもらいたいということでスタートしたこの企画。

 

普段、お仕事ではチャレンジし頑張ってるけど、それってなかなか子ども達には見えにくい。

だけど、子ども達が普段やってる体操という同じ土俵でチャレンジすればその凄さが分かり易いんじゃないか?という考えがありました。

 

 

 今回、バク転教室に参加している大人の姿を見て、「本気を出している人はすごく輝いている」と感じました。

 

「輝いている」というのは

自分の持っている力を全部、出そうとしていることに美しさを感じるのだと思います。

 

運動会の時に本気で走っている子ども達の姿が美しく輝いて見えるのと同じ感覚です。

 

また、そんな本気の姿は1位であろうと最下位であろうと、見ているだけで嬉しくなり、元気をもらえます。

 

そして一つ言えるのは、輝けるのは子どもだけではなく、大人も同じ。

 

また、本気を出して輝いている人がいると、熱量が周りの人に伝わり、影響を及ぼし、その空間にいる全員が一つのエネルギーの塊になっていきます。

そういえば、以前小学校の運動会を見に行った時に頑張っている子ども達を見て感じた事でした。

 

 

 今回のバク転教室に参加してくれた人達は、体操経験なく、何かスポーツをしている人達でもありませんでした。

「半信半疑だけど、チャレンジしてみよかな」というだけで、自信があった人もいませんでした。

 

いただいた感想を紹介します。


ずっとバク転教室があるのは知ってたけれど、「自分には無理」と決めつけていました。体は硬いし、腰も痛いし、歳だし。と。

「自分に出来るわけないよな」と、やらない理由を並べて挑戦することを避け続けていましたが、…やっと一歩、踏み出してみる事ができました。

終わった今は、清々しい気持ちでいっぱいです。

「やってみよう!」と一歩踏み出せた自分と、それを応援してくれた先生、家族、一緒に挑戦した仲間。
全部が揃ったおかげで、1歩が10歩にも100歩にもなり、山ひとつ登りきったくらいの達成感です。

 

行ってみるまで、やってみるまで不安な気持ちが大きかったのですが、挑戦してみてよかったと心から思います。

まさか、自分にバク転ができるなんて思っていませんでしたが、一応形になり、確実に自分の自信につながりました。

本当に違う世界が見えました。

子供のときと違い、何かに挑戦するとか、本気でやってみるとか、そういう機会が減っている私にとって、いい機会を与えていただきました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

ほかの参加者さんたちもみんな気さくでいい人達でよかったです。

機会があれば、よろしくお伝えください。

 

本当にバク転が出来るようになるんですね。

なんか不思議な感覚です。

不安だらけで臨んだバク転が本当にできて達成感、充実感があります。

最近、大学院に通い学んでいるのですが、その姿を家族に見せることで、妻や娘も何かと挑戦するようになりました。

やはり、口だけではなく一歩踏み出して行動することで周りへの影響を与えられるのかなと感じています。

今回のバク転も、同じようにいい影響に繋がればいいなと考えています。

 

 

 素敵な感想をいただいたバク転教室ですが、みんな思っている通りには、体が動かなかったはずです。

 

当然のことで、大人も子どもも今までやったことない事は、思い通りにできません。

 

自転車に乗れるようになるのと似ていて、何度も何度も練習しているうちに感覚を掴めるようになり、自由自在に乗りこなせるようになります。

 

体もいろんな動きを経験する中で、思い通りに動かせる(操れる)ようになっていきます。

それが、まさに『体操』です。

 

言い換えると、やらなければ(練習しなければ)ずっとできるようにはならない。

 

とも言えます。

 

自分の体を思い通りに動かせた方が良いのは言うまでもありません。

 

もう一つメンタル面で大事な要素があります。

 

やっているうちに、できるようになっていく。

その過程を踏むことで、「自分はやればできるんだ」と感じることです。

 

「バク転なんて無理じゃない?」から始まり、練習を進めていくうちに、少しずつできるようになり、「できた!」となる。

 

そんな気持ちの変化にこそ、価値があると思っています。

 

そして、私がやりたいことは「これだ」と再確認しました。

 

自分の知識や知恵、行動が誰かの頑張りに繋がり、「やればできる」を感じてもらいたい。

 

「自分はやればできる」と感じている人は、本気を出している人であり、輝いています。

 

その『輝き』が周りの人に影響し、その先で輝く人が増えていく。

 

「そんなキッカケをつくりたい」

今回のバク転教室で、改めて強く感じました。

 

 

 冒頭に書いた「人生は1冊の本」という話。

自分の本の内容を濃くて色鮮やかなものにすると同時に、誰かの本の1ページに登場できる自分でありたいものです。

 

その為に『自分も周りも輝かす』毎日を過ごしたいと考えています。

 

バク転に挑戦してくれた人達から、「自分も頑張ろう」と輝く力をもらった10月末でした。

 

 

 

舟木将人

 

 

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