4月コラム

『皆がやっていること』

 

 さあ、いよいよ4月
桜も満開で、綺麗な景色を見ていると、心も身体も元気になっていきます。
年度替わりに合わせるように、日和もよくなり、新年度のスタート日にしては最高の4月1日ではないでしょうか。

 そんな新年度ですが、私はこの4月から十数年ぶりに学生をすることになりました。といっても、これまで通りお仕事をしながら学ぶ、社会人学生です。


学生になるにあたり、入学試験があるわけですが、その中で『志』という言葉について、考え突き詰めていくことが求められました。

自分の志は何なのか?
自問自答し、言語化してきました。

そんな私の志は
『人を幸せにする人を増やす(育てる)』です。

コラムを読んでくださっている方の中には「なぜ、今、学生をするのか?」そんな疑問が湧いてくるかもしれません。

理由は2つあって、1つはこれまで、やってこなかったこと(やり残したこと)を回収する(やる)為です。

 私は中学生から体操を始め、中学・高校・大学と体操中心の生活を送ってきました。

中学生の頃は、体操が楽しくて楽しくて毎日毎日、体操の事を考えていました。

夜、寝る前に「明日はこんな事をやってみよう、そうすればできるかな?明日は○○やってみよう」そんなことを考えていると、眠れなくなったことを今でも覚えています。

高校生時代は、「楽しくて仕方ない」から一変し、『鍛錬』という言葉が当てはまる3年間でした。
厳しい練習と学校生活の中で、これまで、だらしなく過ごしていた自分が、やるべきことをちゃんとできるようになった3年間でした。
また、先生や先輩とのやり取りの中で上下関係も学ばせていただき、心も身体も強くなりました。

大学生では、これまた一変し、厳しさから解放され『自由』な環境でした。
誰かに強制されるわけでもなく、誰かが教えてくれるわけでもない。
自分で考え、計画し、自分でやらなくてはいけない。すべてが自分に返ってくる環境でした。
これまでの、言われたことを言われた通りにやることが正解。

だったところから、正解は存在せず自分で正解を作る。もしくは、自分のやったことを正解にする。そんな世界でした。
 

客観的に自分のことをみながら、自分で考えて行動することを学んだ4年間でした。

そんな、10年間の学生生活は体操の為に学校へ行き、ご飯を食べ、体を休める。という体操中心の生活。
学業は体操を理由に

疲れている、時間がない。と色んな理由をつけ、やってきませんでした。

しかし、社会人になって色んな人と出会う機会があり、その時に感じたのが、視野の狭さや、過ごしてきた世界の狭さでした。

 「自分はスポーツ派」その様に考え、過ごしてきた学生時代でしたが、色んな人との出会う中で、文武両道を実現してきた人と話をしていると、「あの時は体操を理由にできないと思っていたけど、もう少し自分もできたんじゃないか?」という気持ちになります。

そんな、「やり残したこと。自分がやってこなかったことを今からやろう」
と思ったのが1つ目の理由です。


もう1つが自分で立てた『志』です。

『人を幸せにする人を増やす』
そう考えた時に、体操だけをやっているより、いろんなこと学んでいた方が、その志を実現できるはずです。

1つのことを突き詰めることは大切だし、必要なことですが、それと同時に視野を広げ、いろんな角度から物事を見ることも大切だと思います。

自分の「やりたいことをやる為に学びたい」

それが2つ目の理由です。


 そんなやりたいことを考え、人生を振り返ってみた後に、周りの人を見てみると、皆が今やってること、やってほしいと思っていることは

昔、できなかったことや、本当はやった方がいいと思ってたけど、やり残したことなんだろうなと思いました。
 

それらを皆、それぞれ自分のペースでやってるんだな。と感じた最近でした。

さて、新年度

素敵な1年間にしていきたいと思います。


舟木将人

 

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