5月コラム
『リーダーと対話』
最近、友人と『リーダーシップ』についてゆっくり話す機会があり、まさに、対話の時間でした。
お互いの考えや感じていることを話し合うことで、自分の考えがまとまっていき、色んなことに気が付く。
また、他人と対話をしながら、自分と対話をしているような感覚にもなりました。
リーダーというと、会社の社長や、身近なところでいうとPTAの会長など、を思い浮かべるのではないでしょうか。
また、「自分とは遠いな、関係ないな」と感じる人も多いかもしれませんが、私は「みんなリーダー」をしていると思っています。
リーダーというのは言葉の通り、「リードする人、導く人」
とすれば、必然的に家庭(子ども)のリーダーはお父さんであり、お母さんになります。
また、○○を食べよう、○○をしよう。
と、自分の行動を決めている(導いている)のは基本は本人です。
全員が多かれ少なかれ、日々の生活の中でリーダーの役割を担っており、その最小単位が自分自身であるということです。
それが、家族単位、友達関係、会社、社会と、少しずつ導く範囲が広がり、リーダーと呼ばれるようになる。
そんなリーダーシップについての対話でしたが
若い子や、後輩の為に、何ができるか?何をすべきか?と考えて、行動しているけれど、なかなかうまくいかない。
これまでの経験からすぐ「○○したらいいやん」と先に言ってしまったり、ついつい先回りしてやってしまう。
任せたり、待った方がいいのは分かっているけど、ついつい…難しいよね。
という話になりました。
そこには、心の奥にある別の目的があるのではないか?
例えば「すごいと思われたい」とか、「周りから仕事ができるように見られたい」、「時間がないから早くしてほしい」など。
待てなかったり、任せきれないのには、実は別に優先したいことがあるんじゃないか?
と深い話になりました。
そんな対話を通して
自分自身の感情や気持ちを正しく知り、まず自分をリードすることの大切さ。
そんな自分を知るには、人と対話することが有効である。
という気付きを得ることができました。
まずは自身のリーダーとして、そして、自分の周りの人に対して素敵なリーダーシップをとれるようにしていきたいと思います。
最後に、ホエールはこの5月で10周年を迎えることになります。
あっという間の10年でしたが、皆様のおかげで10年間も続けることができております。
本当に、ありがとうございます。
引き続き11年目も、皆様に愛され、喜んでいただける教室をみんなで一緒に作っていきたいと考えております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
舟木将人