5月コラム

『種をまく』

 

 

 ホエールを立ち上げたのが2012年の5月。

そんな5月は私にとって、特別な月です。

きっと、お父さんお母さんが、自分の誕生日よりも我が子の誕生日を意識するのと同じ感覚だと思います。

 

ちょうど1年前は、百年に一度と言われるコロナウイルスに翻弄され、あれやこれやと、もがいていました。

 

そんな中、これまで以上に

『人との繋がり』

の必要性を感じました。

 

『みんなでつくるホエール』にしたい!

と表明し、たくさんの方に助けてもらいながら一年過ごしてきました。

 

 

上手くいったもの

上手くいかなかったもの

それぞれありますが、全て、これから進んでいく上で大事な経験になりそうです。

 

 

毎年、この時期になると、ホエールができた時のことを振り返ります。

 

9年前、「自分で教室をやりたい」と、立ち上げたホエール

勿論、通ってくれる生徒さんは0人

縁も所縁もない場所でのスタートでした。

 

1年目は「1時間いくら」といった時間貸しの貸教室を借り、集客は自分でチラシを作っては印刷、一軒一軒ポスティングしました。

 

7千枚ずつ、春、夏、冬と年3回。

 

春は、まだ、いいのですが、冬は手が思うように動かず、郵便受けのふたで手を挟み、皮膚がぼろぼろになることも。

夏は熱中症と闘いながら、日に日に黒く日焼けしていきました。

 

当時のタイムスケジュールは

朝から昼過ぎまでポスティング

昼からレッスン

レッスンが終わると、またポスティング

気付くと深夜

といった毎日でした。

 

犬に吠えられ、防犯灯に照らされながら、今、思うと、当然なのですが、明らかに怪しい目で見られることもありました。

 

それだけやっても1日に配れるのは、せいぜい500枚程度。

毎日、配っていても問い合わせがあるとは限りません。

 

「もう、だめなのかな。。。」と心が折れかけることもしばしば。

でも、決まってそんなタイミングで問い合わせがあり、何度も救われました。

 

また、何度か同じところに配って、反応がなければ「もう配るのやめようかな」と思いながらも、「あと一回だけ」と自分を言い聞かせ、配ってみたら、問い合わせがもらえたこともありました。

 

 

そんな何百枚もチラシを配ってようやく、体験や短期に来てくれた人達に対する『想い』は特別です。

 

そして、そんな特別な人の紹介で来てくださる人もまた、特別です。

 

紹介してもらった人は、期待して来てくれているわけで、「絶対その期待に応えよう!」と思います。


また、紹介した人が「紹介してくれてありがとう」と言われるように「絶対頑張ろう!」と思うわけです。

 

 

そんな私にとって特別な人達が、来てくれるおかげで、今のホエールがあります。

 

 

芽が出るか出ないかわからない種を撒き続け、育ててきた9年間でした。

 

文章にすると、『苦しい時期』だったように感じますが、一度も「辛い」と感じたことはなく、あっという間の楽しい年月でした。

 

ある日は「ダメかも…」と弱気になる自分と、「大丈夫、これから!」という強気の自分がいて、今日までやってこれました。

 

 

何より、あの時があったから(種を撒いたから)今があります。

 

あの時の『頑張り』が、今をつくっているわけで、自分を支えてくれています。

 

 

これから先の未来は、これからどんな種を撒くのか?

で決まってきます。

 

たくさんの種を撒き、あの時の種が「育った」と言えるように行動していきたいと思います。

 

 

10年目を迎えるホエールですが

『みんなでつくるホエール』を加速させ

『大人も子どもも輝ける場所』にしていきます。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

舟木将人

 

 

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