5月コラム
『つながり』
令和という年号になりちょうど一年。
これまでの一年と、この激動の1ヶ月を比べると、この1ヶ月の方が濃かったと感じてるのは私だけでしょうか。
濃いという表現が正しいかは、分かりませんが、変わらざるを得ないことが多すぎて濃く感じているのかもしれません。
強制的にゲームのルールチェンジが行われ、これまでのものは一切通用しなくなり、すぐさま新しいルールに対応することが求められている感覚でした。
そんな中、ホエールではオンラインショップを立ち上げたくさんの方に応援していただきました。
4月だけで100アイテム以上も購入していただき、こんな状況下でもなんとか乗り切れそうな気がしています。
正直、先の見えない状況で、私の気持ちは落ちていたのですが、おかげさまで持ち直すことができました。
本当にホエールは多くの方に支えていただいていることを身に染みて感じる4月でした。
ありがとうございます。
ただ、この状況はまだまだ続きそうで、本当にしんどいのはこれからかもしれません。
色んな場合を想定し準備しておくことが重要で、備えあれば憂いなしです。
ホエールはもう大丈夫だと感じているのですが、今は、皆さんの事が心配です。
何かできることがあれば絶対に何かしたいなと思っているのでどんなことでも、お困りの際はお声かけください。
さて、このコロナ時代になり 『つながり』 を強く意識させられました。
4月初めはレッスンを続けようと決たものの、3月とは違い、コロナに対する不安が日を追うごとに大きくなっていくのを感じました。
これはレッスンをやるべきではないかも?という考えが僕の中にも、わき上がり、夜眠れない日が続きました。
そして、緊急事態宣言も重なり教室の休業を決断
その時に私の頭によぎったのが社会との断絶
色んなコミニュティに属しているし、友達もたくさんいるのですが、仕事を通してのつながりが多く、仕事を通して人の役に立ったり、喜んでもらっていました。
それがこの先、1ケ月も無くなってしまって、本当に自分は大丈夫なのか?と強烈な不安に襲われました。
結局、そんな心配は杞憂に終わったのですが、仕事が社会や人と繋がる為のツールだったのだと思い知りました。
『つながり』
を考えた時に、すべての人はどうにかして何か、誰かと繋がろうとして生きています。
分かりやすい例をあげると
夜、大きい音を立ててバイクで暴走行為をする人は、目立つことによって、見てもらおうとしたり、パトカーに追いかけられることによって自分の存在を認めてもらおうとしている。
誰も相手にしてくれないから、無視されるから何とかして繋がりをつくろうと、悪い事をしているのです。
彼らの声は「おーい!俺ここにいるよ!」なのかもしれません。
私の場合は
仕事を通して、自分の役割をうまく見つけることができ、存在を認めてもらったり、気にかけてもらいながら色んな事が満たされています。
とても恵まれた環境で過ごせています。
ありがとうございます
そして、皆さんからいただいた、励ましのメッセージや温かい言葉で溢れたメールやお手紙の中からも、『つながり』を感じることができています。
ホエールには100人以上の子ども達とそのお父さん、お母さんが関わってくださっていて皆合わせて300人以上います。
皆で繋がれば結構な繋がりになるはずです。
家族意外と話す機会がない中、
他の人が今どんな風に過ごしているのか?
どんな気分なのか?
を知るだけでも安心できるのではないかと思い、作ってみた『ホエールカフェ』
外に出れず、家にいる時間が多い子ども達に、少しでも気分転換や運動する機会を届けたい!と始めてみた『お家でホーエル』
あと、けさ完成した、どこでもできる体操を分かりやすくカードにし、(*無料でお配りしています)
続けることでやればできるを知ることができる『2週間スペシャルチャレンジ』をつくりました。
今しかできないこと
今だからこそできること
を始めてみるタイミングかもしれません。
せっかく今ある繋がり
ホエールをうまく利用してください。
「つながりの中に安心がある」
私はそう思っています。
ホエールをはこの5月で8周年
8年間も皆様に支えてもらってきました。
必ずお返ししていきたいと思っています。
困っている人がいれば、助けたいです
不安な人がいれば、大丈夫と声を掛けたいです
できない人がいれば、私がやりたいです
私は今、皆様のおかげで心身ともに元気
なので、全力でできることをしたいです!
この5月も自分にできることは何か?を考え、見つけて動いていきたいと思います。
舟木将人