体操とは
文字通り「体」を「操る」スポーツです。
最も早くから始められるスポーツでもあり、全てのスポーツの基礎
となる運動(走る・跳ぶ・回る・柔軟性)から構成されています。
将来、色んなスポーツにも活かせるだけでなく、生活における全ての
動作が含まれているのが体操の強みです。
①体を思い通りに動かせるようになる
イメージした通りに体を動かすことはとっても難しく、特に子ども達にとっては、思い通りに
動くことはすごく難しいことです。体操には、手足を同時に動かす縄跳びや、複数の動きが組合わさって
できている逆上がりなど、いわゆるコーディネーション運動と言われる要素がたくさん含まれています。
これらの能力は、くり返し体を動かすことで身に付いていきます。
体操をすることで、少しずつ自分の体を思い通りに動かせるようになっていくのです。
②体の感覚が良くなる(運動神経が良くなる)
体操や運動あそびには、様々な要素が含まれており、
自分の体の大きさや可動域を自然に知ることができる(身体認知)
回転を伴う動きを体験することで上下左右などの空間がわかるようになる(空間認知)
動いたり止まったりする中でバランス感覚を身につけられる(平衡性)
手と目、足と手、など体のすべてを使うので感覚が良くなる(協応性)
③柔軟性がUPする
毎回のレッスンで柔軟性を養う運動をすることはもちろん、体を動かすことで少しずつ可動域が広がったり、
体温が上がり筋肉(体)が柔らかくなります。逆に動かさなければ、固まってしまうのが体ですが、多種多様な
動きを経験することで可動域が広がり、柔軟な体になっていくのです。
④ケガをしにくくなる
体操は、側転や逆立ち、跳び箱や鉄棒、全ての種目で手をつき体を支える動きがあります。
よく耳にする、「こけた時に手が出せずに顔をケガしてしまう」などは、手をつく動きの
経験が少ないから手が出せない、または、出せても支えきれないということから起こるのです。
体操(あそび)を通して、手をつく経験を積み重ねることで自然に体を支えられるようになります。
健康な体の維持やケガの予防といった観点からも、体操はお勧めです。