10月コラム

『たのしさ』

 

 ジリジリ感じた日差しも気付けば優しくなり始め、朝起きた時の気持ちのいい空気が少しずつひんやりと。

エネルギー溢れる『夏』もあっという間に過ぎていきました。

 

夏が好きな自分としてはどこか寂しさを感じるのですが、秋には秋の楽しみがあり、冬には冬の楽しみがある。

そう考えると、楽しみしかない毎日を過ごしているなと感じます。

 

よく、+思考。と言われる私ですが、ネガティブなこと(心がモヤっとする出来事)もあります。

ただ、意識してプラスに解釈するようにしています。

 

先日も、イベントに参加しようと思っていたけど、渋滞に巻き込まれ参加できなかった。

という事がありました。

 

当然、「もっと早く家を出ていればよかった」や「電車で行けばよかった」など振り返ったけど、最後は「読みたい本が読む時間を取れてよかった。本を読むべきタイミングだったんだな」と、解釈しました。

 

そう考えるとイベント参加できなかったのは残念でしたが、有意義な1日にする事ができました。

 

 

 さて、話は急に変わって、ここ最近ハマっている釣りの話。

釣りと言っても色んな釣り方や種類があり、『カンパチ』という魚を釣りたくて、毎週のように通っているのですが、なかなか釣れません。

 

カンパチは『落とし込み』という釣り方で狙います。

 

まず、4~6つほどある疑似針(魚から見たら餌に見える)を水面から小魚のいる水深に落としていきます。

 

そこで、小魚が疑似針に食いついたのを確認した後、小魚が付いた仕掛けをそのまま沈めていき、大物のいる海底近くまで落としていきます。

 

すると、そこにいる大物(カンパチ、ブリ、ヒラメ、ハタ)が小魚を食べて、大物が釣れる。

 

まさに、食物連鎖をを利用した釣りで、大きな魚が近づいて来たら小魚が暴れ、その振動が釣り竿まで伝わってきて、『近くに大物がいる』というのが分かります。

 

難しいのが、近づいたからといって、食べるわけではなく、警戒してどこかに行くこともしばしば。

 

原因は不自然に動かしてしまったり、小魚の元気がなかったり、針を見切られたり。

 

そもそも小魚を擬餌針にかけるのが難しく、小魚も大物も空腹でなければなりません。

 

小魚の動きを感じ取り、大物がどの様な動きをしているのか?海底がどの様な形状なのか?などを感じながら、小物、大物にいかに美味しそうに見せ、食べたくなるようにするのかが腕の見せどころ。

 

色んな想像を膨らませて試行錯誤するのが、この釣りの楽しさです。

 

他の大物は釣れるのですが、『カンパチ』がなかなか釣れず、現在3連敗中。

 

さて今週は、4度目の正直となるか?

それともまた…?


それでは、行ってきます。

 

 

舟木将人

 

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